新潟のむかし話2「猫檀家」を読んだ人々は、みな、口々に問うのだった。 「どうして姫君の棺桶が天につり上がって、動かないでいるの?」 「トラが姫君の棺桶を操っているの?」 「いったい、トラって何者?」 そこで、わたしは、トラに取材を試みた。以下…
高齢者施設で紙芝居をしたとき、「宝物をもらえる話がいい」と言われたことがあった。 たいていの人は「大判小判がざっくざく・・」と聞くとうれしくなるものだ。 はなさかじいさん、ももたろう、たのきゅう、かさじぞう、たこやたこざえもん、したきりすず…
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